昨年から始めたギターのレリック加工。
夕べインスタやツイッターにあげたところ、未だかつて無いほどのリツイートやイイねを頂き 誠に過大評価 ありがとうございました。m(_ _)m
近頃は写真に色んなフィルターをかけたりして、それなりの写真もそれらしく見せる術も使ってますからね〜(*^^*)
それでは 製作工程など振り返ってみたいと思います。
古き良き時代の名器が 長年使い込まれて塗装もはげていくと、より渋くかっこいいギターになります。
それはとても高価なギターになるので、普通のギターを ワザと使い込まれた様にするのが レリック加工。
ある意味 私の頭部もレリック加工。
それはさて置き、素材になるギターをリサイクルショップで購入。ちょいキズで2980円なり。新品でも1万円もしない物でしょう。これなら思い切りできます。
今回は前の塗装は完全に剥がします。
安ギターの厚い塗装は アイロンで剥がせると聞いたので 初トライ。
しばらくアイロンを当てると 下地のシーラーが柔らかくなり、スクレーパーで一気に剥がせます。ボディサイドはドライヤーを当てたりします。大変だけど。
安ギターのボディ材は柔らかくて、スクレーパーでけっこう傷付いたけど気にせず。どうせボロくするのだから。
塗装の浸透を防ぐプライマーを吹いて、下地は白いサーフェイサー。サイディングシーラーか迷ったけど 楽な方で。ギターの塗装をするたびに適当になってるw
冬場の塗装は風の日が多くて大変。
そして 先ずはラッカーホワイトを塗り、一週間乾燥してから つや消しブラック。
削った時 模様のようになればと。
しかし黒ばっかりだな…w
今回こんなチャレンジも!

一か八かの勝負さ 運命を賭けてみろ♪

まずまずのデキかと思いましたが…

こんなところに気泡が!
下地を適当にしたせいで あちこちにできてました。どうせ削るから無視しようと思いましたが、もう一度やり直す事に。
でも 削っているうちに コレでも悪くないな〜 って感じになってきました。コレでいくことに決定!
何種類かのサンドペーパーでゴシゴシ。
レリックってやり出すとキリがない。どこで止めるかが勝負です。やり過ぎました…( ̄▽ ̄)

山本寛斎がつくったデビッドボウイの衣装を参考にして ステッカーも自作。
BOΦWYデビュー35周年を祝して 暴威時代をイメージしました。
各パーツは面倒なのでそのまま。交換後という設定ですw
組み立てですが、やっぱりおいらはハンダは嫌いだ… オマケに謎の配線が1本余ったぞ。見なかったことにしました。(^^;;
遂に完成!

ビフォー

アフター

前

後

うそ
音は 厚い塗装のもっこりした音ではなく シャリシャリになりました!
ママさん曰わく 「これで終わりじゃないでしょ? 」まぁ理解できないでしょう。
「これが値打ちのあるギターに見えるんだよ!」と言うと、娘が 「だまして売るの?」って親を何だと思ってるんだ…