八丈島遠征 後編
二日目。
パパがクーラーボックスに氷を詰める音で起きました。支度をして、下に行くとパパから「島が黒潮の中に入っている。」とのこと。黒潮は河の様に流れてジグも落とせないので、流れのよどみを探しながらの釣りです。昨日もそんな状況で、厳しい展開の予感。天気はどんより曇り空。
午前5時出船。島の船長さん達には慣れたもので、どんどんポイントを見つけてくれます。しかし、あっという間に流れがきつくなり移動。ほどなくしてオイラの手元に違和感。でも何だか分からずしゃくりながら上げて来ると、サバが掛かってました…300グラムのジグにサバが乗っても始めは分かりませんでした。サバ君ゴメン。
開始から2時間が過ぎた頃、パパのロッドがしなりました!パパ得意の右手をロッドに添えて魚をいなす姿を生で見て感動!上がってきたのはみごとなカンパチ。一瞬のチャンスを逃さないプロの業でした。その後移動としゃくりを繰り返し、左腕がパンパンの開始から5時間、やっとマスターヒット。諦めかけてたオイラの活性も上がって延長戦。しかし腕がパンパンで、これで魚掛けたら上げられるかしら?といらぬ心配。マスター1本目からさらに一時間半後、2本目追加!さっきよりいいサイズ。
こうなるとオイラにも釣らせてやると、パパが横で高速ジャーク。活性を上げてオイラのジグを喰わす作戦。ところがまた潮が流れ出し、ジグが真横に流れてゲームセット。最後にちょっとおみやげ釣り。
マスター大満足、オイラ残念無念の結果に。パパズインに帰還して道具を片付けていると、ママさんから帰りの飛行機欠航の知らせ。 ガーン 続く。
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